女性の薄毛

コラム

女性の薄毛対策に効果的な栄養素は?サプリメントは有効?

一般的に薄毛は、男性特有の悩みというイメージが定着しています。しかし、薄毛や抜け毛の悩みを抱えている女性も決して少なくありません。薄毛の発症にはさまざまな要因があるものの、とりわけ大きく影響するのが食生活です。食事によって摂取する栄養素は、発毛や髪の成長に影響を及ぼします。そこで今回は、女性の薄毛対策に効果的な栄養素や、逆に悪影響を及ぼす栄養素についてご紹介しましょう。

薄毛に効果的な栄養素とは?

薄毛対策の一環として、意識的に摂取すべき栄養素を4つご紹介しましょう。

 

【タンパク質】

髪の主成分であるケラチンはタンパク質の一種となります。そのため、食事から十分なタンパク質を摂取することが大切です。タンパク質は食事などから摂取すると、まず肝臓でアミノ酸に分解され、小腸で吸収された後に再び肝臓でタンパク質と合成されます。その後、血液に乗って頭皮まで届けられるのです。なお、タンパク質は鶏肉・魚・卵・納豆・豆腐などの食品に多く含まれます。比較的摂取しやすい食品ばかりなので、毎日の食事に取り入れてみましょう。

 

【亜鉛】

タンパク質の合成には亜鉛が欠かせません。不足すると、アミノ酸からケラチンへの合成がスムーズに行われなくなります。亜鉛は牡蠣・アーモンド・いわし・昆布・ゴマなどの食品に多く含まれるので、意識的に摂取しましょう。

 

【ビタミン】

ビタミン類も発毛や髪の成長に関係します。とりわけ大きく影響するのは以下の種類です。

 

・ビタミンA:新陳代謝を活性化させる効果や血行促進効果があります。血液の流れが改善することで、摂取した栄養素が頭皮まで届きやすくなります。

・ビタミンB6:皮脂の過剰分泌を防ぐ働きがあり、頭皮環境の改善効果が期待できます。

・ビタミンC:髪の大敵であるストレスを軽減する効果が期待できます。多くの果物に含まれる栄養素ですが、過剰摂取による糖分過多には注意してください。

・ビタミンE:血管拡張効果があり、血行促進効果を期待できます。

(参照※1)

 

【鉄分】

鉄分が不足すると、ヘモグロビンの減少に伴って酸素が細胞まで届きにくくなります。鉄不足によって起こる症状として、集中力の低下や頭痛、食欲不振などがみられます。髪に直接影響するわけではありませんが、間接的に影響して薄毛を招く恐れがあるため注意しましょう。特に女性は月経時の出血によって鉄分不足となりやすいため、意識的に摂取する必要があります。

(参照※2)

過剰摂取は禁物!髪に悪影響を及ぼす栄養素は?

栄養不足は当然のこと、過剰摂取しても髪に悪影響を及ぼします。たとえば、鉄分を過剰摂取すると、タンパク質の合成に欠かせない亜鉛の吸収量が低下すると考えられているのです。鉄分の1日あたりの推奨摂取量は19~50歳の女性で18mg、妊娠している場合は27mg、授乳時は9mgとなります。推奨摂取量を必ず守るようにしてください。

 

これは亜鉛も同様です。過剰摂取すると、鉄分の機能が変化すると報告されています。亜鉛の1日あたりの推奨摂取量は19歳以上の女性で8mg、妊婦は11mg、授乳時は12mgです。また、許容上限摂取量は40mgとなっているので注意しましょう。(参照※3※4)

栄養はサプリメントで補ってもいい?

栄養はバランスのとれた食事から補うことが基本です。しかし、生活スタイルなどによって、毎日の食事だけではどうしても栄養が不足するケースもあるでしょう。そのような場合、サプリメントで補うのも有効です。先ほどご紹介したタンパク質・ビタミン・亜鉛・鉄といった4種類を中心として、不足しがちな栄養素のサプリメントを選びましょう。ただし、サプリメントはあまりにも手軽に栄養素を摂取できるため、過剰摂取しやすいというデメリットがあります。サプリメントのパッケージに記載されている用法・用量は必ず確認しておきましょう。

参考URL

※1 MSDコラム
http://www.aga-news.jp/secure/column/index.xhtml

※2 厚生労働省 e-ヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-022.html

※3 鉄―「統合医療」情報発信サイト
http://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/07.html

※4 亜鉛―「統合医療」情報発信サイト
http://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/19.html

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