女性の薄毛

コラム

女性の薄毛と男性ホルモンの関係性

「女性に男性ホルモンがあるの?」を思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、女性にも男性ホルモンがあり、男性の5~10%程度と言われています。(※1)

男性ホルモンは、AGA(男性型脱毛症)の原因といわれていますが、女性の薄毛にも関係しているのでしょうか。また、もしも薄毛が引き起こされる場合には、AGAのように頭頂部や前頭部が薄くなるのでしょうか。今回は、女性の薄毛と男性ホルモンの関係性についてご紹介します。

男性ホルモンによって引き起こされる薄毛は女性型脱毛症(FAGA)

男性ホルモンによって引き起こされる女性特有の薄毛は、女性型脱毛症(FAGA)と呼ばれています。

男性型と比べると薄毛の進行パターンに違いがあります。男性の場合は、前頭部や頭頂部から薄毛が進行しますが、女性の場合は、前頭部から頭頂部の間が薄毛になります。脱毛のスピードはゆるやかです。

原因はホルモンバランスの乱れにあります。男性ホルモンの影響によって毛周期が早まり、毛包が十分に大きくなる前に髪の毛が抜けてしまうことが原因だといわれています。(※2)

女性型脱毛症(FAGA)を改善するためには

ホルモンバランスの乱れを改善するためには、女性ホルモンの分泌を正常に戻すために生活習慣を見直すことが大切です。特に、ストレスは自律神経を狂わせて、ホルモンバランスにも影響します。運動や趣味などでストレスを上手に発散することが大切です。また、過度な飲酒を避けたり、夜更かしをせずに十分な睡眠を取ることも大切です。

女性型脱毛症(FAGA)の治療には、ミノキシジル外用薬が用いられています。ミノキシジル外用薬には、毛母細胞に直接働きかけ、成長期を伸ばす効果があります。これにより、男性ホルモンによって乱れたヘアサイクルが正常化できるかもしれません。(※3)

また、ミノキシジル外用薬には毛組織の血流を改善する効果があります。血流の悪化は、薄毛の原因のひとつとされています。血流を改善するミノキシジル外用薬は、薄毛の改善に効果的です。(※4)

ミノキシジル外用薬の効果を実感するためには、最低でも6ヶ月間は使用を継続することが大切です。ミノキシジル外用薬の有効性は、6ヶ月間使用した場合にのみ認められているため、時間はかかりますがあきらめずに使い続けましょう。ただし、かゆみやほてり、発疹などの副作用の症状がみられた場合には、使用を中止して専門の医師に相談しましょう。また、6ヶ月以上使用しても効果がみられない場合には、ミノキシジル外用薬が体に合っていない可能性があります。専門の医師に相談して、他の治療法を検討しましょう。(※5)

まとめ

女性型脱毛症(FAGA)は、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが乱れることで発生する脱毛症です。女性型脱毛症(FAGA)を改善するためには、ホルモンバランスを整えるための生活習慣の見直しや血流の改善が必要です。また、外用薬を使った治療も効果的で、女性型脱毛症(FAGA)の治療に使われるミノキシジル外用薬には、血流改善とヘアサイクルの正常化のふたつの効果があります。

男性ホルモンは、女性においても脱毛症の原因となります。薄毛や脱毛が気になるという方は、男性ホルモンの影響による脱毛症にかかっている可能性があるため、一度専門の医師に相談しましょう。

参考URL

※1 女性にもテストステロンが分泌されているのですか?|大東製薬工業
https://www.daito-p.co.jp/reference/testosterone_of_female.htm

※2 脱毛症|慶應義塾大学病院 KOMPAS
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000332.html

※3 髪の健康を考える〜美しい髪で過ごすには〜
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jmj/59/4/59_327/_pdf

※4 ミノキシジルの発毛作用について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/119/3/119_3_167/_pdf

※5 リアップリジェンヌ
http://www.info.pmda.go.jp/ogo/J1101000290_04_01

 

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