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毛穴の開き・黒ずみの原因は?タイプ別の特徴と対処法

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毛穴の開き・黒ずみの原因は?タイプ別の特徴と対処法

毛穴が開いて見える第一の原因は、皮脂の分泌が多いことです。たまった皮脂と角質が毛穴の出口で固まると黒い点に見え、これが毛穴の黒ずみです[1]。

皮脂やつまりが原因の開きは、皮脂を抑えてつまりを減らすことで目立ちにくくなります。年齢によるたるみで縦長になった毛穴は、スキンケアだけで元に戻すのは難しいタイプです。黒ずみをはがす・押し出すといったケアは、かえって毛穴を目立たせることがあります。

当院の美肌治療(内服薬・塗り薬)

  • ●毛穴のつまりに アダパレンゲル0.1%(塗り薬)

毛穴のつまりに使う塗り薬アダパレンゲルは1日1回洗顔後の寝る前に塗り、最初の2週間は乾燥や赤みが出やすいことを示した図

どの処方が合うかは診察で医師が判断します。自由診療です。

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  • 宮路 貴晶

    TAKAAKI MIYAJI

    2004年03月
    東邦大学医学部医学科 卒業
    2008年04月
    戸塚共立第一病院
    2010年04月
    聖マリアンナ医科大学皮膚科学教室
    任期付助教
    2011年11月
    町屋皮フ科クリニック 院長
    2016年04月
    所沢中央病院健診クリニック
    企業・社会福祉法人 嘱託医
    2020年05月
    堀之内ハーモニー皮膚科 院長
    2021年06月
    イースト駅前クリニック秋葉原院
    院長就任

毛穴の3つのタイプは​つまり・⁠黒ずみ・⁠開き

毛穴の悩みは、皮脂と角質がたまる「つまり毛穴」、それが黒く見える「黒ずみ毛穴」、皮脂が多く出口が広がる「開き毛穴」の3つに分かれます。

毛穴をつまり毛穴・黒ずみ毛穴・開き毛穴の3タイプに分け、毛穴の断面と肌表面の見え方を並べた図
タイプ 見た目 毛穴の中で起きていること
つまり毛穴 ざらつき、白っぽい小さなふくらみ 皮脂と古い角質が毛穴の中にたまっている
黒ずみ毛穴 小鼻などに黒い点が並ぶ 毛穴の出口の角質が厚くなり、角質と皮脂がたまって黒褐色に見える
開き毛穴 丸い穴が目立つ 皮脂の分泌が多く、出口が広がっている

年齢とともに増えるたるみ毛穴にご用心!

このほか、年齢とともに肌がたるんで、毛穴が縦長に伸びて見える「たるみ毛穴」もあります[1]。頬の皮膚を指で軽く上に引き上げたとき、縦長の毛穴が目立たなくなる場合は、たるみ毛穴の可能性があります。

毛穴の開き・⁠黒ずみの​原因は​皮脂・⁠角栓・​乾燥・⁠たるみの4つ!

毛穴を目立たせる原因は、皮脂の多さ、角栓、乾燥、年齢によるたるみの4つです。皮脂や角栓は若い世代に、たるみは年齢が上がるほど多くなります。

皮脂の量は体質・季節・ホルモンで変わる

毛穴が開く第一の原因は、皮脂腺の働きが活発で皮脂の分泌が多いことです[1]。皮脂の量は、体質のほか、季節やホルモンの変化でも変わります。

角栓が毛穴を押し広げ、表面が黒ずむ

毛穴の出口の角質が厚くなると、角質と皮脂がたまって角栓ができます。角栓が毛穴を内側から押し広げることもあり、表面に見える部分が黒ずみになります[1]。

乾燥するときめが乱れ、たるむと毛穴が縦に伸びる

肌が乾燥すると、毛穴のまわりのきめが乱れて毛穴が目立ちやすくなります。年齢とともに肌がたるむと、毛穴は縦に長くなる傾向があります[1]。

毛穴の​黒ずみから​ニキビに​なることもある

毛穴の黒ずみは、ニキビのはじまりである黒ニキビと同じ仕組みでできています。黒ずみの段階でつまりを減らしておくと、赤いニキビやニキビ跡を防ぎやすくなります。

黒ずみと黒ニキビは同じ仕組み

毛穴の黒ずみは、ニキビの初期段階である黒ニキビ(開放面皰)と同じ仕組みでできています。たまった皮脂の中でアクネ菌が増えると、赤いブツブツや膿をもったニキビに進むことがあります[1]。黒ずみが多く、ニキビもできやすい場合は、毛穴のつまりそのものを減らす対策が必要です。ニキビについては大人ニキビの原因と対処法で紹介しています。

黒ずみの段階でつまりを減らすとニキビを防ぎやすい

黒ずみやざらつきの段階で毛穴のつまりを減らしておくと、赤いニキビやその跡を防ぎやすくなります。毛穴のつまりに働く塗り薬は、ニキビの初期段階の治療薬として使われています。

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毛穴のために​日常でできるケアと​やってはいけないケア

毎日のケアは、1日2回ぬるま湯でやさしく洗い、すぐに保湿します。毛穴パックや押し出し、スクラブで角栓を無理に取ると、かえって毛穴を傷つけます。

洗面台の前で毛穴のケアに迷う女性のイラスト。毛穴パック、押し出し、スクラブ、熱いお湯の洗顔に×が付いている

洗顔は1日2回ぬるま湯で、すぐに保湿する

  • ●洗顔は1日2回、泡でやさしく洗う。小鼻は泡をのせて指の腹でなでる
  • ●すすぎは熱いお湯を避け、ぬるま湯(32〜36℃くらい)で流す
  • ●洗顔後はすぐに保湿する。皮脂が多い人も保湿は省かない
  • ●日焼け止めを使う。紫外線は肌のたるみの原因にもなる
  • ●メイクはその日のうちに落とす。クレンジングは肌の上で強くこすらない

毛穴パック・押し出し・スクラブは毛穴を傷つける

  • ●毛穴パックで角栓を毎日のようにはがす
  • ●指や爪、器具で黒ずみを押し出す
  • ●スクラブ入りの洗顔料で強くこする
  • ●熱いお湯や1日何度もの洗顔で皮脂を取りすぎる

角栓を無理に取ると、毛穴のまわりを傷つけて炎症や色素沈着の原因になります。一時的にきれいに見えても、皮脂の分泌が続く限り角栓はまたできます。

毛穴のつまりには塗り薬、​たるみ毛穴には​施術が使われる

毛穴のつまりや黒ずみには塗り薬のアダパレンゲルが使われ、たるみで縦長になった毛穴には、レーザーなどで肌を引き締める施術が使われます。

たるみで縦長になった毛穴は塗り薬では戻りにくい

毛穴の治療には、レーザーや機器を使う施術と、塗り薬による治療があります。たるみで縦長に開いた毛穴は塗り薬では戻りにくく、レーザーや高周波などの機器で肌を引き締める施術が使われます。当院の美肌治療は内服薬と塗り薬による治療で、施術は行っていません。

アダパレンゲルは1日1回寝る前に塗り、最初の2週間は乾燥が出やすい

毛穴のつまりに使うアダパレンゲルは角質と毛穴に関わり、1日1回洗顔後の寝る前に塗り、最初の2週間は乾燥や赤みが出やすいことを示した図

毛穴のつまりには、塗り薬のアダパレンゲルを使います。アダパレンゲルは、毛穴の出口の角質が厚くなるのを抑える塗り薬です[2]。日本皮膚科学会の「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」は、毛穴のつまりから始まるニキビ(白ニキビ・黒ニキビ)にアダパレンを強く推奨しています[3]。

  • ●1日1回、洗顔後の就寝前に塗る[2]
  • ●塗り始めの2週間ほどは乾燥・赤み・ヒリヒリ感が出やすい(多くは軽度で一時的)[2]
  • ●使用中は強い紫外線を避ける[2]
  • ●妊娠中・妊娠の可能性がある方は使えない[2]

当院でご用意している処方

毛穴のつまりが気になる方には、アダパレンゲル0.1%をご用意しています。

  • ピーリングアダパレンゲル0.1%(塗り薬)角質・毛穴に関わるアプローチ(塗り薬)

アダパレンゲルは毛穴のつまりから始まるニキビ(白ニキビ・黒ニキビ)の治療薬として承認されています。

実際にどの処方が適しているかは、診察のうえで医師が判断いたします。処方の費用は美肌治療の料金ページでご確認いただけます。

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適応外使用についてのご説明

当院の美肌治療で使う薬は、いずれも国内で承認された医療用医薬品です。下記の目的での処方は添付文書の効能・効果に含まれない「適応外使用」で、保険は使えず自由診療です。承認された使い方と異なる場合、重い副作用が起きても医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。下記の目的について主要な欧米各国で承認している国は確認できず、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。効果の実感には個人差があります。

  • アダパレンゲル0.1%(ニキビを伴わない毛穴の開きへの処方):承認された効能は顔のニキビ(尋常性ざ瘡)。主なリスクは塗り始めの乾燥・赤み・ヒリヒリ感。妊娠中の方は使えません。

当院の美肌治療の処方は、20歳以上の方が対象です。19歳以下の方には処方していません。

よくある質問

毛穴をなくすことはできますか

毛穴は皮脂を肌の表面に出すための出口で、誰の肌にもあります[1]。なくすことはできませんが、皮脂やつまりを減らすことで目立ちにくくなります。

一度開いた毛穴は元に戻りますか

皮脂の多さやつまりが原因の毛穴は、皮脂のコントロールやつまりを減らすケアで目立ちにくくなることがあります。年齢によるたるみが原因の縦長の毛穴は、スキンケアだけで元に戻すのは難しいタイプです。

毛穴が開きやすい人の特徴はありますか

皮脂の分泌が多い人に開きやすい傾向があります。10〜30代に毛穴の悩みが多く、年齢が上がると、たるみによる縦長の毛穴が増えてきます。

毛穴の黒ずみは毎日パックで取ってもよいですか

頻繁に角栓をはがすと、毛穴のまわりの肌を傷つけることがあります。黒ずみは皮脂の分泌が続く限りまたできるため、はがすより、毛穴のつまりを減らすケアを続けるほうが目立ちにくくなります。

化粧水や美容液で毛穴は引き締まりますか

収れん化粧水は、皮脂を抑えたり肌を一時的に引き締めたりして毛穴を目立ちにくく見せるものです。毛穴の形そのものを変えるものではありません。皮脂やつまりを減らすケアと組み合わせます。

毛穴を隠すには下地がよいですか

毛穴をカバーする下地は、凹凸を光で目立たなくするメイクの方法で、毛穴の状態は変わりません。使ったあとは、その日のうちにしっかり落としてください。

毛穴に美容医療は効果がありますか

毛穴のタイプで向き不向きがあります。つまりや黒ずみが中心なら、塗り薬(アダパレンゲル)で毛穴の出口の角質を整える治療が使われます。年齢によるたるみで縦長に開いた毛穴は塗り薬では戻りにくく、レーザーや高周波などの機器で肌を引き締める施術が選ばれます。

アダパレンゲルはニキビがなくても使えますか

アダパレンゲルは顔のニキビ(尋常性ざ瘡)の治療薬として承認されています。ニキビを伴わない毛穴の開きに使う場合は、承認された範囲の外での使用になります。使えるかどうかは診察で医師が判断します。

参考文献

  • 宮路 貴晶

    TAKAAKI MIYAJI

    2004年03月
    東邦大学医学部医学科 卒業
    2008年04月
    戸塚共立第一病院
    2010年04月
    聖マリアンナ医科大学皮膚科学教室
    任期付助教
    2011年11月
    町屋皮フ科クリニック 院長
    2016年04月
    所沢中央病院健診クリニック
    企業・社会福祉法人 嘱託医
    2020年05月
    堀之内ハーモニー皮膚科 院長
    2021年06月
    イースト駅前クリニック秋葉原院
    院長就任

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