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肌のくすみの原因は?タイプ別の特徴とケアの考え方

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肌のくすみの原因は?5つのタイプ別の特徴とケアの考え方

肌のくすみは、角質・血行不良・乾燥・メラニン・糖化の5つのタイプに分けて考えられています。原因によって、灰色っぽい・青っぽい・茶色っぽい・黄色っぽいなど、くすみの色が変わります。

くすみは医学的にはっきり定義された病気ではなく、化粧品の分野で使われてきた言葉です。原因のタイプがわかれば、保湿・血行・紫外線対策のどこに力を入れるかを決められます。

当院の美肌治療(内服薬・塗り薬)

  • ●顔全体のくすみに アンチエイジングセット

アンチエイジングセットのユベラは血行不良のくすみ、シナールはメラニンのくすみ、ハイボンは角質のくすみに関わることを顔のイラストで示した図

どの処方が合うかは診察で医師が判断します。自由診療です。

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  • 宮路 貴晶

    TAKAAKI MIYAJI

    2004年03月
    東邦大学医学部医学科 卒業
    2008年04月
    戸塚共立第一病院
    2010年04月
    聖マリアンナ医科大学皮膚科学教室
    任期付助教
    2011年11月
    町屋皮フ科クリニック 院長
    2016年04月
    所沢中央病院健診クリニック
    企業・社会福祉法人 嘱託医
    2020年05月
    堀之内ハーモニー皮膚科 院長
    2021年06月
    イースト駅前クリニック秋葉原院
    院長就任

くすみの​5つの​タイプと​原因

くすみは、原因によって灰色・青・茶色・黄色など見え方が変わり、角質・血行不良・乾燥・メラニン・糖化の5つのタイプに分かれます。実際の肌を測った調査では、原因の8割以上がメラニンと血流でした。

くすみの色はどれ?色でわかる5つのタイプ

日本化粧品技術者会の用語集では、くすみの要因として血行不良、広く薄いメラニンの沈着、肌の凹凸の影、角層が厚くなること、表面の乱反射によるつやの低下、加齢による黄色化が挙げられています[1]。肌の色の見え方で分けると、次の5つのタイプになります。

くすみを角質・血行不良・乾燥・メラニン・糖化の5つのタイプに分け、それぞれの色の違いを顔のイラストで示した図
タイプ 見た目 主な原因
01 角質のくすみ(グレーくすみ) 灰色っぽく透明感がない。肌がごわつく 古い角質がはがれずに厚くたまる
02 血行不良のくすみ(青くすみ) 青っぽく暗い。目の下にも出やすい 冷え・睡眠不足・疲れで血のめぐりが落ちる
03 乾燥のくすみ つやがなく、粉をふいたように見える 肌の表面が乱れて光をきれいに反射しない
04 メラニンのくすみ(茶くすみ) 茶色っぽい。頬など日の当たる場所に広がる 紫外線でメラニンが広く薄くたまる
05 糖化のくすみ(黄ぐすみ) 黄色っぽい 加齢や糖のとりすぎで肌のたんぱく質が変化する

くすみの原因の82%はメラニンと血流

実際の肌を測った調査では、くすみの原因の82%がメラニンと血流によるもので、角層の表面状態によるもの、毛穴やきめの形によるものはそれぞれ9%だったと報告されています[1]。多くの人にとって、くすみ対策の中心は紫外線対策と血のめぐりを整えるケアです。

くすみの原因の内訳を示した円グラフ。メラニンと血流が82%、角層の表面の状態が9%、毛穴やきめの形が9%

参考:日本化粧品技術者会 化粧品用語集「くすみ」

くすみのタイプは​肌の触り心地や​顔色が悪くなる時間帯で​わかる

自分のくすみのタイプは、肌を触ったときのざらつきや、顔色が悪く見える時間帯でわかります。

当てはまる項目が多いタイプが主な原因

次の項目に当てはまるものが多いタイプが、くすみの主な原因と考えられます。

当てはまること 考えられるタイプ
触るとざらつく。化粧水がしみこみにくい 角質
夕方や寝不足の翌朝に顔色が悪い。手足が冷えやすい 血行不良
洗顔後につっぱる。冬に顔色が暗くなる 乾燥
日焼けしやすい。頬のあたりが茶色っぽい メラニン
甘いものや炭水化物が多い。年齢とともに黄色っぽくなった 糖化

茶色いくすみには肝斑が隠れていることも

表は目安です。茶色いくすみの中に肝斑が隠れていることもあります。両頬に左右対称に茶色が広がっている場合は、肝斑の特徴も確かめてください。

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くすみは​睡眠・⁠冷え・⁠喫煙で​悪化しやすい

くすみは、寝不足の翌朝や冷えた日、たばこを吸ったあとに目立ちやすくなります。どれも、肌の血のめぐりが落ちて顔色が暗く見えるためです。

鏡をのぞき込んで顔のくすみを気にする女性のイラスト。睡眠不足、冷え、喫煙が小さく描かれている

寝不足の翌朝は血のめぐりが落ちて顔色が悪く見える

睡眠不足や疲れも、くすみの要因として報告されています[1]。寝不足の翌朝に顔色が悪く見えるのは、血のめぐりが落ちて肌の赤みが減るためと考えられています。

冷えると青っぽいくすみが出やすい

体が冷えると肌表面の血流が減り、青っぽいくすみが出やすくなります。冬にくすみが目立つと感じる人が多いのは、乾燥と冷えが重なるためです。

たばこは血管を縮め、肌の血流を減らす

たばこを吸うと血管が縮み、肌の血流が減ります。血流によるくすみを悪化させる原因の1つと考えられています。

参考:厚生労働省「タバコをやめませんか、シワがふえるので。」

くすみのケアは​タイプに合わせて選ぶ

くすみのケアは、乾燥なら保湿、血行不良なら体を温める、メラニンなら紫外線対策と、タイプによって変わります。いくつかのタイプが重なっていれば、ケアも組み合わせます。

乾燥は保湿、血行不良は温める、メラニンは紫外線対策

タイプ 主な原因と対策
01 角質 原因:古い角質がはがれずに厚くたまる
対策:洗顔料を泡立ててやさしく洗う。スクラブでこすらない
02 血行不良 原因:冷え・睡眠不足・疲れ
対策:湯船につかる、首や肩を冷やさない、毎日少し体を動かす。洗顔前に蒸しタオルで顔を温める(熱すぎないか手で確かめてから当てる)。寝る時間と起きる時間をそろえる
03 乾燥 原因:肌の表面が乱れて光をきれいに反射しない
対策:洗顔後すぐに化粧水と乳液やクリームで水分と油分を補う
04 メラニン 原因:紫外線
対策:日焼け止めを1年中使う
05 糖化 原因:加齢・糖のとりすぎ
対策:甘いものや炭水化物のとりすぎを控え、野菜から食べる。よく噛んでゆっくり食べる

冬のくすみは保湿と体を温める習慣を同時に始める

いくつかのタイプが重なっている場合は、それぞれのタイプに合ったケアを組み合わせます。たとえば冬に暗く見える人は、乾燥と冷えが重なっていることが多いため、保湿と体を温める習慣を同時に始めます。

くすみが続くなら​ビタミン剤の飲み薬を​処方してもらえる

くすみは、セルフケアと並行してビタミン剤の飲み薬を続ける方法もあります。来院のほか、オンライン診療でも処方を受けられます。

イースト駅前クリニック女性外来で処方できるくすみの内服薬を紹介

セルフケアを続けても変化が乏しい場合、医療機関では血のめぐりやメラニンに関わるビタミン剤の内服などを組み合わせることがあります。当院の美肌治療は内服薬と塗り薬による治療で、レーザーなどの施術は行っていません。

アンチエイジングセットのユベラは血行不良のくすみ、シナールはメラニンのくすみ、ハイボンは角質のくすみに対応し、それぞれめぐり・色素の生成・代謝に関わることを顔のイラストで示した図

当院でご用意している処方

顔全体のくすみでお悩みの方には、次のセットをご用意しています。

  • アンチエイジングセットユベラ錠50mg+シナール配合錠+ハイボン錠20mgユベラ:めぐりに関わるアプローチ/シナール:色素の生成に関わるアプローチ/ハイボン:代謝に関わるアプローチ

実際にどの処方が適しているかは、診察のうえで医師が判断いたします。処方の費用は美肌治療の料金ページでご確認いただけます。

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適応外使用についてのご説明

当院の美肌治療で使う薬は、いずれも国内で承認された医療用医薬品です。下記の目的での処方は添付文書の効能・効果に含まれない「適応外使用」で、保険は使えず自由診療です。承認された使い方と異なる場合、重い副作用が起きても医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。下記の目的について主要な欧米各国で承認している国は確認できず、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。効果の実感には個人差があります。

  • ユベラ錠50mg(くすみへの処方):承認された効能はビタミンE欠乏症・しもやけや手足の冷えなど。主なリスクは便秘・胃部不快感など。
  • シナール配合錠(くすみへの処方):承認された効能はビタミンの補給・炎症後の色素沈着。主なリスクは胃部不快感・吐き気など。
  • ハイボン錠20mg(くすみへの処方):承認された効能はビタミンB2欠乏症・B2不足が関わる脂漏性湿疹など。主なリスクは下痢・吐き気など。尿が黄色くなることがあります。

当院の美肌治療の処方は、20歳以上の方が対象です。19歳以下の方には処方していません。

くすみ以外の肌荒れの原因は肌荒れの原因で紹介しています。

よくある質問

肌のくすみには何が効きますか

くすみのタイプによって変わります。乾燥なら保湿、血行不良なら体を冷やさない生活、メラニンなら紫外線対策が基本です。タイプがわからない場合や、ケアを続けても変わらない場合は医師にご相談ください。

くすみを改善する食べ物はありますか

特定の食べ物だけでくすみが消えることはありません。たんぱく質・野菜・果物をかたよりなくとり、甘いものや炭水化物のとりすぎを控えることが、糖化によるくすみの対策になります。

肌がくすみ始める年齢はありますか

加齢による黄色化や、角質がはがれにくくなる変化は年齢とともに進みます。一方、睡眠不足や冷え、乾燥によるくすみは年齢に関係なく起こります。

くすみに美容液や美容医療は必要ですか

くすみのタイプに合った美容液(保湿・美白・角質ケアなど)を選ぶと、日常のケアを補えます。角質によるくすみにはピーリング、メラニンによるくすみには光を当てる施術が使われることがあります。血行不良や乾燥によるくすみは、施術より睡眠・冷え対策・保湿の見直しが先です。当院では内服薬による治療を行っています。

夕方になると顔がくすむのはなぜですか

時間がたつと肌の水分が減り、皮脂やメイクが酸化して暗く見えやすくなります。疲れで血のめぐりが落ちることも重なります。日中の保湿やメイク直しで軽くなることがあります。

参考文献

  • 宮路 貴晶

    TAKAAKI MIYAJI

    2004年03月
    東邦大学医学部医学科 卒業
    2008年04月
    戸塚共立第一病院
    2010年04月
    聖マリアンナ医科大学皮膚科学教室
    任期付助教
    2011年11月
    町屋皮フ科クリニック 院長
    2016年04月
    所沢中央病院健診クリニック
    企業・社会福祉法人 嘱託医
    2020年05月
    堀之内ハーモニー皮膚科 院長
    2021年06月
    イースト駅前クリニック秋葉原院
    院長就任

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