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アフターピル服用後の生理はいつくる?消退出血との違いも解説

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アフターピルは、性交後72時間以内に服用することで妊娠リスクを減らすことができる薬です。しかし、アフターピルを服用後も、実際に生理が起こるまでは妊娠していないか心配になる女性も少なくありません。そんなときに慌てないためにも、アフターピルを服用した後の生理がいつごろ起こるのかといった、服用後の生理の特徴について知識を深めておきましょう。
今回は、アフターピルを服用した後に発生する生理についてご紹介します。

  • 松沼 寛

    HIROSHI MATSUNUMA

    1998年03月
    名古屋大学医学部 卒業
    1998年04月
    岡崎市民病院 勤務
    2000年04月
    名古屋大学医学部付属病院 勤務
    2008年07月
    市立四日市病院 勤務
    2020年04月
    イースト駅前クリニック岡山院
    院長就任
    2022年05月
    イースト駅前クリニック女性外来院
    院長就任
    資格
    泌尿器科専門医
    所属学会
    日本泌尿器科学会

アフターピルを服用すると生理はどれくらい遅れる?

通常、女性は25〜38日間の生理周期によって生理を繰り返します。しかし、アフターピルを服用すると生理周期に10日前後の乱れが発生することがあります。ほとんどの場合、生理周期が予定よりも早まることが多いのですが、遅くなるケースも確認されています。

予定通りに生理がこない場合、着床したと思って慌ててしまう女性も少なくありません。しかし、アフターピルの避妊成功率はとても高く、正しい服用をすれば妊娠する可能性はほとんどありません。そのため、遅れている可能性も踏まえて、予定周期から10日ほど経過するまで様子を見ることが大切です。むしろ慌ててしまったり、思い悩んでしまったりすると、ストレスによって生理がさらに遅れることもあります。

アフターピルの服用後には出血が起こる

アフターピルの服用後には、出血が起こります。ここでは出血が起こる原因とタイミングを紹介します。

出血が起こる原因

アフターピルの服用によって起こる出血消退出血と呼びます。
消退出血は、受精しなかった場合にホルモンの変動によって厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちる現象です。アフターピルには妊娠を防ぐ効果があるので、避妊に成功すると消退出血が起こります。

出血が起こるタイミング

ほとんどの女性では、アフターピルを服用して3日目以降から消退出血が現れます消退出血が起これば妊娠の心配はほぼありませんが、次の生理が起こるまで安心は禁物です。女性器からは、子宮内に異常が起こった際に起こる不正出血など生理以外にもさまざまな出血が起こります。アフターピルを服用後に出血が起こったとしても、それが本当に消退出血なのか判別は困難です。
避妊に成功したか確認する場合には、出血が起こった後に医療機関を訪れて検査を受けることが大切です。

アフターピルによる消退出血と不正出血の違い

アフターピルの服用によって避妊できたかどうかは、消退出血の有無で確認します。ただし、中には不正出血を消退出血と勘違いして、妊娠しているにもかかわらず「避妊に成功した」と誤った判断をしてしまう場合もあります。
避妊が成功したかどうか正しく確認するためには、消退出血と不正出血の違いを見極めることが大切です。
ここでは消退出血と不正出血の違いを紹介します。

消退出血の特徴

「消退出血」は、受精しなかった場合にホルモンの変動によって厚くなった子宮内膜が剥がれることで起こります。アフターピルを服用して避妊に成功すると、血液中の女性ホルモンが低下して消退出血が起こるのです。消退出血は比較的短い期間で起こるのが特徴とされています。個人差はあるものの、3〜5日ほどで終わります。

不正出血の特徴

「不正出血」とは、ホルモンの異常や婦人科系の病気など、月経以外が理由で性器から出血することです。新しい血液であれば赤いですが、古い血液は茶色、出血量が少ない場合にはピンクや黄色のこともあり、出血の性状や量はさまざまです。アフターピルを服用してすぐに出血したときや出血が長く続くときは、注意が必要です。避妊できたことによる「消退出血」ではなく「不正出血」かもしれません。不正出血は病気のサインのこともあるので、早めに医療機関を受診しましょう。

アフターピルの服用後、生理予定日を過ぎた場合

予定周期から10日以上経過しても生理が起こらない場合は、既に妊娠している可能性もあります。正しい服用をしなかった場合や、避妊に失敗した日が排卵日と重なっていた場合には、妊娠を防げないこともあります。生理がいつまでたっても起こらない方が取るべき行動は、主に2つです。

妊娠検査薬を使用する

「妊娠したかもしれない」と思ったら、妊娠検査薬を使用してみましょう。妊娠検査薬はドラッグストアや薬局で購入できます。妊娠検査薬を使った妊娠確認は簡単な方法ですが、精度は100%ではありません。ホルモンの分泌量や検査方法によっては、正しい検査結果が出ない可能性もあります。もし、陰性だったにもかかわらず生理が来ない場合は、早めに医療機関を受診してください。

(※2)

医療機関を受診する

妊娠検査薬で陽性が出た場合は、早めに産婦人科を受診しましょう。受診が遅れてしまうと中絶の選択ができなくなるかもしれません。母体保護法では、妊娠22週以降の人工妊娠中絶は禁止されています。妊娠を継続するか中絶するか、ゆっくり考えるためにも早めに産婦人科を受診すべきです。産婦人科医師や助産師が相談にものってくれます。

(※1)

忙しい場合や近くに病院がない場合、イースト駅前クリニック女性外来のオンライン診療をご利用ください。アプリのダウンロードで簡単にオンライン診療を利用できます。

アフターピル服用後の生理に関するよくある質問

アフターピル服用後の生理に関するよくある質問をまとめました。ここでは以下3つの質問に回答します。

アフターピルの生理はいつも通り来ますか?

アフターピルを服用すると、服用後3日目あたりから消退出血が起こります。消退出血とは、受精しなかった場合に子宮内膜が剥がれ落ちて起こる出血のことです。
アフターピルを服用したあとの消退出血は、あくまで薬によって起きるもの。生理周期が乱れていなければ、次の生理はいつも通りに来ます。

アフターピルを飲んだらどのくらい生理が遅れますか?

アフターピルを服用したタイミングによりますが、生理は通常の生理予定日から10日ほど遅れる可能性があります。アフターピルを服用したら、まずは予定周期から10日間様子を見てみましょう。もし、10日以上経っても生理が来ない場合は、妊娠検査薬の使用や医療機関の受診を検討してください。

アフターピルの消退出血と生理の違いはなんですか?

消退出血も生理も、子宮内膜が剥がれることによって起こる子宮からの出血です。アフターピルを飲んだあとの消退出血は、通常の生理よりも出血量が少なく短期間でおわるといわれています。

アフターピルを服用したあとは出血の様子にも注意しよう

アフターピルは、避妊に失敗した性交後72時間以内に服用することで、強制的に出血を起こして妊娠を防ぎます。この出血は消退出血と呼ばれ、アフターピルの服用後早ければ3日目以降から現れます。

アフターピルを服用したタイミングによっては、通常よりも生理が遅れる場合があります。予定の生理周期に生理が起こらなくても、落ち着いて10日以上様子を見ることが大切です。もしも、いつまでたっても生理が起こらない場合は、妊娠している可能性があります。妊娠しているかもしれないと思ったら、できるだけ早くに医療機関で検査を受けましょう。

  • 松沼 寛

    HIROSHI MATSUNUMA

    1998年03月
    名古屋大学医学部 卒業
    1998年04月
    岡崎市民病院 勤務
    2000年04月
    名古屋大学医学部付属病院 勤務
    2008年07月
    市立四日市病院 勤務
    2020年04月
    イースト駅前クリニック岡山院
    院長就任
    2022年05月
    イースト駅前クリニック女性外来院
    院長就任
    資格
    泌尿器科専門医
    所属学会
    日本泌尿器科学会

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