ピルについて学ぶ

ピルの効果5つを解説!いつからいつまで?など期間についてもご紹介

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ピルには避妊以外にも様々な効果があります。女性特有の病気の治療に使用されることも少なくありません。PMSや生理痛、肌荒れなどを改善する効果があります。しかし、ピルについて詳しく知らないという方も多いはず。そこで今回は、低用量ピルやアフターピルの効果と効果が続く期間について詳しく解説します。

ピルの効果にはどんなものがあるの?

ピルとは一般的に女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」を含む低用量ピルのこと。また、成分は異なりますがピルには避妊に失敗した際に緊急的に妊娠を回避するためのアフターピルと呼ばれるものもあります。

低用量ピルは避妊のために使用されるものと思われがちですが、その効果は様々女性が悩まされる病気の治療に用いられることも少なくありません。

ピルには下表のような効果があります。それぞれの効果のメカニズムについて詳しく見てみましょう。

(※1)

1. 避妊

低用量ピルは服用を続けることで、卵胞(卵子が入っている袋)を刺激して成熟を促す「卵胞刺激ホルモン」の分泌が抑えられます。その結果、卵胞は正常に成熟できず排卵は起こらないことに。妊娠は、排卵した卵子と精子が受精しなければ起こり得ないため、低用量ピルは妊娠を予防する効果があるのです。

一方、アフターピルは性行為中にコンドームが破損した、性犯罪に巻き込まれた、など無防備な性行為を行った後に服用することで緊急的に妊娠を阻止することができます。現在一般的に広く使用されているアフターピルの成分はプロゲステロン。排卵を遅らせたり、子宮内膜の性質を変化させて着床を阻止したりすることで、妊娠を回避することができるとされています。ただし、アフターピルは無防備な性行為後72時間以内に服用しなければ効果が発揮されないため注意が必要です。

(※2)

2. PMSの改善

PMSとは、月経の3~10程前から頭痛、吐き気、めまい、ダルさ、むくみ、イライラ感など精神的・身体的に様々な不快症状を引き起こす病気のことです。女性の90%はPMSを経験しているとのこと。ありふれた病気ですが、重度な方は日常生活が困難になることも少なくありません。

PMSの主な原因は、月経前の黄体期にエストロゲンとプロゲステロンの分泌バランスが大幅に変化すること。低用量ピルは、女性ホルモンの変動を整える作用もあるためPMSの症状を改善すると考えられています。

(※3)

3. 生理不順や生理痛、月経過多、排卵痛の改善

低用量ピルは、エストロゲンとプロゲステロンを含む錠剤の服用を中止すると3~4日後に出血が生じます。低用量ピルを服用中に生じる出血は通常の月経のような量ではなく、ごく少量。そもそも生理とは増殖・成熟した子宮内膜が剥がれ落ちて血液とともに排出される現象のことです。低用量ピルは子宮内膜の増殖を抑える働きもあるため、出血も少量となります。

つまり、低用量ピルは月経周期を安定させ、生理痛月経過多改善する効果があるのです。また、低用量ピルは排卵を抑制するため、当然ながら排卵痛も生じることはありません

(※3)

4. ニキビや肌荒れの改善

女性ホルモンにはエストロゲンプロゲステロンの二種類があります。エストロゲンは肌や髪の毛を美しくキープする作用がある一方、プロゲステロンは皮脂の分泌、水分貯留などを促す作用が。プロゲステロンの分泌量が急激に増える排卵から月経までの「黄体期」にはニキビや肌荒れが起こりやすくなります。

低用量ピルはエストロゲンとプロゲステロンの合剤。服用することでエストロゲンがプロゲステロンの作用を抑えるため、ニキビや肌荒れの改善にもつながるのです。特に、21日間に渡って同じ量のエストロゲンとプロゲステロンが含まれる第3世代のマーベロン®などはニキビや肌荒れの改善効果が高いとされています。

(※3)

5. 婦人科系病気のリスク低下

低用量ピルは子宮体がん卵巣がんリスクを下げることが分かっています。というのも、子宮体がんはエストロゲンの過剰な分泌、卵巣がんは排卵の際のダメージの積み重ね主な原因であるから。低用量ピルを服用することでエストロゲンの過剰な分泌を抑えることができるため子宮体がんのリスクは大きく低下することが分かっています。3年の使用で50%、10年の使用で80%もリスクが低下するとの報告も。

また、低用量ピルを服用中は排卵が起こりません卵巣へのダメージも軽減することができるため卵巣がんのリスクを減らすとされています。

(※3)

ピルの効果はいつからいつまで続く?

低用量ピルやアフターピルが十分な効果を発揮するには正しい服用方法を守らなければなりません。また、低用量ピルとアフターピルは効果が続く期間も異なります。

低用量ピルの効果期間について

低用量ピルは排卵を抑制する作用がありますが、服用を中止するとすぐに排卵が起きるわけではありません。しかし、服用中止後3か月で約90%の方は排卵が再開するとのこと。

また、避妊以外の効果も、排卵が生じるタイミングまでは続くと考えてよいでしょう。 一方、低用量ピルは連日服用する必要がある薬ですが、当然ながら「飲み忘れ」も起きやすいもの。効果を発揮するには、少なくとも出血が生じてから5日以内に服用を開始するようにしましょう、飲み始めるタイミングが遅くなると卵胞の成熟が始まり、排卵が生じてしまうこともあります。

また、周期の途中で飲み忘れをした場合は、気付いた段階でできるだけ早く服用し、次の薬は通常のタイミングで服用します。ただし、2錠以上飲み忘れた場合は排卵が生じる可能性もありますので、コンドームなどを用いた避妊も併用するのがおすすめです。

(※2)

アフターピルの効果期間について

アフターピルは無防備な性行為があってから72時間以内に服用する必要があります。服用するタイミングが早いほど妊娠阻止率は高く24時間以内に服用できれば95%の確率で妊娠阻止が可能です。

現在、主流となっているアフターピルは1回のみの服用でよいため、飲み忘れが生じることはありません。ですが、飲むタイミングによっては十分な効果を得られないことも。

また、アフターピルを服用後に再び無防備な性行為があった場合、12時間以内であれば再度のアフターピルは不要とされています。

(※4)

ピルの効果は避妊以外にもたくさん!まずはクリニックへ

ピルは避妊だけでなく、生理不順生理痛PMSニキビや肌荒れなど女性に多い様々な症状を改善する効果があります。また、アフターピルは望まない妊娠を阻止するため、女性の強い味方と言えるでしょう。

現在、日本では低用量ピル、アフターピルは共に医師の診察と処方を受けなければ入手することができません。使用を希望する場合は、ピルを用いた治療に長けた専門クリニックを受診するようにしましょう。また、近年では海外製の安価なピル個人輸入で気軽に入手することができます。しかし、個人輸入で出回っている薬は偽造品が多いのも事実。安全のためにも、必ず医療機関で正規品を処方してもらうようにしましょう。

参考URL

※1)バイエル薬品株式会社「OCを服用される方へ」
https://gynecology.bayer.jp/static/pdf/TRQ180901.pdf
※2)日本産婦人科学会「低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン」
http://www.jsog.or.jp/news/pdf/CQ30-31.pdf
※3)日本産婦人科学会「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」
http://www.jsognh.jp/common/files/society/guide_line.pdf
※4)日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」
http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/kinkyuhinin_shishin_H28.pdf

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