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びまん性脱毛症とは?原因や治療方法、自宅でできる改善策を紹介

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女性の薄毛に多いびまん性脱毛症の原因や治療方法、自宅でできる改善策までご紹介いたします。 びまん性脱毛症は、初期症状が見過ごされやすく、気づいた時には症状が進行してしまっている場合があります。 「最近急に髪が薄くなった気がする」という方は、ぜひ参考にしてください。

びまん性脱毛症とは?

びまん性脱毛症の特徴初期症状を解説します。 びまん性脱毛症は初期症状が見過ごされやすく、薄毛が進行してから気づく場合が多いので症状を見逃さないようにしましょう。

特徴

びまん性脱毛症は、「広範囲」「1ヵ所に限られてない」のが特徴で、 頭部全体に起こる脱毛症のことをいいます。 とくに女性に多く、抜け毛や髪質の変化で髪全体のボリュームが失われた状態を指します。

(※1)

初期症状

びまん性脱毛症の初期症状は、 「髪のボリュームが少なくなってきた」「分け目が目立つ」「髪がよく抜ける」「髪が細くなった」 などがあります。 そういった変化は、髪を束ねるときやお風呂上りに髪を乾かしているとき、髪をセットしているときなどに、 分け目が広がっているように感じることが多いようです。

(※1)

女性のびまん性脱毛症の原因

びまん性脱毛症への治療は、まずはその原因を知り、自身に合った対策を検討することが大切です。 ここでは、びまん性脱毛症の原因について詳しく解説いたします。

髪質の変化

加齢によるホルモンバランスの変化や頭皮環境の変化、ストレスによるホルモンバランスの乱れ などによって髪質が変化することで、びまん性脱毛症になることがあります。 この場合、頭部全体の髪のボリュームが減り、一本一本が細く、短くなるのが特徴です。 更年期前後に始まることが多く、閉経後に目立ってきます。

(※1)

女性型脱毛症(FPHL)

女性型脱毛症とは、女性ホルモンが減少することで男性ホルモンの影響を受けるようになり、 頭頂部から前頭部にかけての太長い毛髪が細短い毛に変わる脱毛症です。 こうした女性型脱毛症によるびまん性脱毛症の症状は、更年期前後の40代以降によりはっきりとしてきます。

(※1、2)

休止期脱毛症

休止期脱毛症とは、出産、ストレス、薬、内科疾患によって、 髪が十分に成長する前に抜けてしまう脱毛症です。 原因によって症状が異なり、出産やストレスが原因のものは、 数ヶ月で急激に頭部全域の毛髪が薄くなるのが特徴です。 一方、薬や内科疾患が原因のものでは、6ケ月以上のゆっくりした期間で、頭部全域の毛髪密度が徐々に低下します。

これらは、原因が取り除かれれば回復する可能性が高いですが、 原因が分からない場合は治療が困難です。

頭皮トラブル

カラーリングパーマのような刺激の強い薬剤は、 炎症やかぶれといった頭皮トラブルを引き起こし、 脱毛の原因となることがあります。 また、頭皮に生じた皮膚病が薄毛の原因となることがあります。 たとえば、脂漏性皮膚炎のような 頭や生え際などにできる湿疹が原因で、 抜け毛になってしまうケースもあります。

(※3)

びまん性脱毛症の治療方法

びまん性脱毛症を治すには、 原因を特定して適切な治療を行うことが大切です。 自己判断で解決しようと試行錯誤を続けていくうちに薄毛が進行し、 治療が困難になってしまうこともありますので注意しましょう。

不安な方は専門クリニックを受診するのがおすすめです。 クリニックでは、医師による問診・診断の後、症状に合わせて薬などを使って治療を行います。 以下で、クリニックで用いられる主要なサプリメントや薬についてご紹介いたします。

ミノキシジル

びまん性脱毛症での治療で最もよく用いられる、外用薬です。 ミノキジルは頭皮の血流を改善することで、 発毛効果がもたらし、また脱毛を予防します。

使用方法はとても簡単で、ミノキシジルを直接頭皮に塗布するだけです。 効果を感じるまでには8~12ヶ月かかることがありますが、 他の薬剤と比べると比較的治療効果が高いとされており、 副作用も軽微頻度も低い方と考えられています。

(※2)

パントガール

ドイツの製薬会社により開発され、 世界で初めて女性の薄毛治療に有効であると認められた内服薬です。 ケラチンアミノ酸などの栄養素を主成分とし、 頭皮に栄養を行き渡らせて頭皮環境を整え薄毛を改善していく効果があります。 パントガールは、副作用が少なく、長期的に服用することが可能です。

びまん性脱毛症の治療の流れ

専門クリニックでは具体的に何をするのでしょうか。一般的な治療の流れを解説いたします。

1 受付・問診票の記入

問診票を記入します。 問診票では、過去の病歴やアレルギーの有無、 また育毛剤治療薬の使用経験の有無等、 症状に関する質問以外も含まれております。 すぐに思い出せない場合は事前に把握しておきましょう。

2 診察

医師による問診では、 問診表を元に頭髪、頭皮の状態身体全体の健康状態を確認します。 診察では、毛根頭皮の状態を詳しく検査していきます。 場合によっては、血液検査を行うこともあります。 また、治療の内容薬の種類費用について、医師と相談します。

3 薬の処方

再度薬の説明使用方法について補足説明がある場合があります。 不安なこと聞けなかったことがあれば、このときご質問ください。

4 通院

約1~2ヶ月ほどの頻度での通院が多いです。 通院期間は人によりますが、まずは3~6ヶ月程度を目安に治療の継続について相談することが一般的です。

自宅でできるびまん性脱毛症の改善策

びまん性脱毛症はクリニックでの治療がおすすめです。 しかし、クリニックでの治療と併せて、ご自身でも対策できることがあります。 ここでは、自宅でできるびまん性脱毛症改善策をご紹介いたします。

生活習慣を整える

生活習慣の乱れはびまん性脱毛症を引き起こす原因となります。 規則正しい食事や規則正しい睡眠をとるようにしましょう。 具体的には、規則正しく朝昼晩の三食を食べる、 少しずつ多くの食品・食材を食べる、 なるべく多くの野菜を摂取する、そして食べすぎないようにしましょう。

髪に良い食事

髪に良い栄養素を含み、かつカロリーが低い食材を摂るようにしましょう。 具体的には、緑黄色野菜・果物・豆製品・海藻類・豚肉の赤身などの食材がおすすめです。 ただしサプリメントによる過剰摂取は抜け毛の原因となることがあるため、気を付けましょう。

正しいヘアケア

毎日の正しいヘアケアの積み重ねが抜け毛予防になります。 シャンプーやトリートメントは洗い残しがあると抜け毛の原因になるため、 しっかり洗い流し、きちんとドライヤーで頭皮を乾かすようにしましょう。 また、頭皮マッサージは、頭皮の血行促進だけではなく、 頭皮への刺激そのものが発毛に効果的なため、抜け毛対策に効果的です。

(※6、7、8)

ストレスをためない

ストレスは血行不良を引き起こすため抜け毛の原因となります。 さらに女性の場合、ストレスによってホルモンバランスが乱れてしまい、抜け毛が増加することも多いです。 ストレスをためないために、自分に合ったストレス発散方法を実施しましょう。

良質な睡眠

髪の成長や頭皮の新陳代謝・修復する働きがある成長ホルモンがしっかり分泌されるように、 質の良い睡眠をとるようにしましょう。 そのためには、寝る2時間前には、 スマホやテレビ等は避けるといいです。 またアロマなど 就寝前にリラックスするよう心掛けるのもおすすめです。

びまん性脱毛症は早期治療が大切!悪化する前に医師へ相談

びまん性脱毛症の初期症状は、 「髪のボリュームが少なくなってきた」、「分け目が目立つ」、「髪がよく抜ける」、「髪が細くなった」 などで見過ごされやすいのが特徴です。 放置したり、自己解決しようとしたりすることで、症状が悪化し、治療に時間がかかってしまうこともあります。

専門クリニックでは、診察での問診や視診などで原因を特定するので、 個人に合ったよりよい治療を進めていくことができます。 「これってびまん性脱毛症?」と心配な方は、まず専門クリニックで相談しましょう。

参考URL

※1)徳島県医師会「女性のびまん性脱毛症」
https://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/393-661
※2)日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/127/13/127_2763/_pdf/-char/ja
※3)田辺三菱製薬「脂漏性皮膚炎の症状・治療法【症例画像】」 https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/solution/757
※4)松山 淳「臨床発毛医学の現状と展望 2018」国際抗老化再生医療学会雑誌 第 1 号(25−30)2018 http://waarm.or.jp/wp-content/uploads/2020/01/f24624d1105ea9c5391f31c2faa46f9a.pdf
※5)厚生労働省「快眠と生活習慣」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-004.html
※6)大正製薬「薄毛・抜け毛に悩む方におすすめの頭皮マッサージを解説!おすすめアイテムも紹介」 https://brand.taisho.co.jp/contents/riup/detail_221.html
※7)アンファー株式会社「世界初!振動圧刺激が毛乳頭細胞の発毛促進につながる “カリウムイオンチャネルの開口イメージング画像”を公開 振動圧刺激によって毛成長が起こるかどうかの生体内実験もすでに着手」 https://www.angfa.jp/news/?p=2292
※8)大正製薬「抜け毛は予防できる?抜け毛予防のポイントは?」 https://brand.taisho.co.jp/contents/riup/detail_285.html

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