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頭皮ケア|シャンプーの仕方や女性に多いお悩み別の対策方法を紹介

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頭皮ケアは、頭皮環境の改善や薄毛・抜け毛予防に効果が期待できます。実践するために特別なグッズは必要ありません。いつもより日常生活に気を付け、より丁寧にシャンプー等をおこなうことが大切です。このコラムでは、頭皮ケアを意識したシャンプー方法や女性に多いお悩み別の対策をご紹介しますので、参考にしてみてください

  • 松沼 寛

    HIROSHI MATSUNUMA

    1998年03月
    名古屋大学医学部 卒業
    1998年04月
    岡崎市民病院 勤務
    2000年04月
    名古屋大学医学部付属病院 勤務
    2008年07月
    市立四日市病院 勤務
    2020年04月
    イースト駅前クリニック岡山院
    院長就任
    2022年05月
    イースト駅前クリニック女性外来院
    院長就任
    資格
    泌尿器科専門医
    所属学会
    日本泌尿器科学会

頭皮ケアの必要性

頭皮は髪の状態を左右するいわゆる「土台」の役割を担っています。そのため、頭皮の状態に合わせたケアをおこなうことで、健康的な頭皮環境を整えることができるのです。

まず、頭皮環境が改善すると、太くハリ・コシ・ツヤのある強い髪の毛が育ちやすくなり、薄毛予防にも効果が期待できます。また、他にも頭皮ケアをおこなうと頭皮や顔の血液・リンパの流れの改善や、血流改善に伴う冷えの改善、マッサージによるリラックス効果があるため、美容にも効果的です。

当てはまるほど危険!?頭皮の状態チェック

上記のチェックに当てはまる項目が多い方ほど、頭皮の状態は悪く、抜け毛や切れ毛、薄毛など頭皮トラブルが起こりやすい状態です。頭皮の健康を損なう女性特有の原因として、妊娠・出産・更年期による女性ホルモンバランスの乱れや、頭皮を強く引っ張るような髪型、カラーリング剤やパーマ剤による化学的刺激、ヘアアイロンやドライヤーによる頭皮の乾燥、無理なダイエットなどがあります。

頭皮ケアを意識した日常の過ごし方

前述したチェック項目に当てはまるものが多い方は、ぜひ頭皮ケアに力をいれましょう。まずは、日常生活の中から頭皮ケアを意識するのがおすすめです。

十分に睡眠時間をとる

睡眠不足は全身の血流低下を招き、頭皮の血流も少なくなります。さらに、発毛を活性化させるホルモンは夜間睡眠中に分泌されるため、より健康的な頭皮環境や髪の毛を目指すのであれば、睡眠時間を十分に確保しましょう。

食生活に気を付ける

健康的な頭皮を作るためには、質の良いたんぱく質ビタミン・ミネラルなどの栄養素が欠かせません。過剰な食事制限や偏った食生活、脂質制限は頭皮の再生能力を低下させるだけでなく、紫外線や汚れなど刺激に弱い頭皮の原因となります。栄養の偏りのないバランスの良い食生活を心がけましょう。

飲酒・喫煙を控える

肝臓でアルコールを分解できないくらい多量に摂取すると、薄毛の原因となるジヒドロテストステロンが体内で増加します。また、喫煙すると頭皮の血流が妨げられ、毛根や頭皮に十分な栄養と血流が行きわたらなくなり頭皮環境が悪化するリスクが高くなります。どちらもなるべく少なく抑えることが大切です。

頭皮ケアを意識したシャンプーの仕方

正しいシャンプー方法は頭皮ケアも一緒におこなえるため、とてもおすすめの方法です。頭皮ケアを意識したシャンプーの方法は以下です。

1. 丁寧にブラッシングをする

ブラッシングで髪の毛のもつれをほぐし、毛穴の汚れを浮かせることで、頭皮や髪についた汚れを落ちやすくします。

2. 頭皮までしっかりと予洗いする

予洗いはシャンプーの前にお湯で洗うことです。熱すぎないお湯で、頭皮や髪の汚れを洗い流します。

3. しっかりシャンプーを泡立ててから頭皮を洗う

手のひらでシャンプーを泡立て、頭皮全体に行きわたらせます。髪の毛の先ではなく、地肌に届くようによくもみこむことがポイントです。頭皮をしっかり洗いながら、毛先まで泡を行き渡らせましょう。

4. シャンプー後に頭皮マッサージをする

シャンプーをしっかりと洗い流したら頭皮マッサージをおこないましょう。ポイントは指の腹を使って、軽く頭皮全体をほぐすイメージです。頭の下から頭頂部に向かって指の腹で押します。次に頭頂部を押します。最後に手のひら全体で頭部を包み込むようにハンドプレスします。

5. 頭皮をしっかりと乾かす

生乾きは頭皮のにおいやフケの原因になるため、タオルドライしたあとに、ドライヤーで頭皮までしっかり乾かすことが重要です。湿った部分がなくなるまで入念に乾かしてください。頭皮を傷めないよう温風と冷風を交互に当てて乾かすのがおすすめです。

頭皮のお悩み別ケア方法

代表的な頭皮のお悩み別にケア方法を紹介するので、該当する項目がある方はぜひ参考にしてください。

毛穴詰まり

毛穴詰まりはシャンプーが不十分で汚れや皮脂、整髪料が落ち切っていないことが考えられます。また、油っこい食事に偏り、皮脂分泌が過剰になっていることも原因です。正しい方法でシャンプーし、バランスのとれた食生活を心がけると、症状の改善が期待できます。

におい

汚れや皮脂、フケが頭皮に残り、雑菌が繁殖すると頭皮のにおいの原因となります。自分に合ったシャンプーを使用し、正しい方法で洗髪することで汚れや皮脂、フケを頭皮に残さないのがポイントです。

かゆみ・フケ

かゆみやフケは頭皮の乾燥が原因です。合わないヘアケア商品の使用、ドライヤーを頭皮に当てすぎるなど頭皮ダメージにつながる行動を改善しましょう。フケが目立つ場合や正しいシャンプー・食生活の改善をしても治らない場合は、皮膚の病気の可能性があります。気になる場合は早めに受診しましょう。

抜け毛

抜け毛が増えた方は頭皮環境が悪化し、健康的な髪が生えにくくなっている可能性があります。規則正しい生活栄養バランスの改善など生活習慣を変えても良くならない場合は脱毛症内臓疾患の可能性も疑われるため、医療機関を受診しましょう。

頭皮ケアでお悩み解決を!

頭皮ケアはシャンプーの方法を変え、日常生活に気を付けることからはじまります。本記事を参考に頭皮ケアを取り入れれば、抜け毛や薄毛、フケやかゆみ、においなどの頭皮悩みの改善が期待できるでしょう。

正しい頭皮ケアをしていても抜け毛・薄毛が気になる方は、専門クリニックでの治療を取り入れることで症状の改善をできる可能性があります。抜け毛や薄毛が気になる方は、当院にお気軽にご相談ください。

忙しい方や、近隣に抜け毛・薄毛専門クリニックがない方のために当院ではオンライン診療もおこなっています。ぜひ、ご活用ください。

  • 松沼 寛

    HIROSHI MATSUNUMA

    1998年03月
    名古屋大学医学部 卒業
    1998年04月
    岡崎市民病院 勤務
    2000年04月
    名古屋大学医学部付属病院 勤務
    2008年07月
    市立四日市病院 勤務
    2020年04月
    イースト駅前クリニック岡山院
    院長就任
    2022年05月
    イースト駅前クリニック女性外来院
    院長就任
    資格
    泌尿器科専門医
    所属学会
    日本泌尿器科学会

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