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【低用量ピル飲み忘れ対処法】後で気づいた場合から事前の防止策、リスクも紹介

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低用量ピルは排卵や子宮内膜増殖などに関わる女性ホルモンを含み、高い効果がありますが、飲み忘れると作用は低減。望まぬ妊娠やその他恩恵が受けられなくなる可能性も。そこで今回は、低用量ピルを飲み忘れた際の対処法と飲み忘れ予防策について詳しく解説します。

状況別!低用量ピルを飲み忘れた際にとるべき対処と避妊について

低用量ピルは毎日同じ時間に服用するものですが、飲み忘れた際にどのような対処をとるべきか、後から気づいた方に向けて日数(錠数)ごとにご紹介します。また、あわせてその時点での避妊効果や対策についても解説します。

1錠(12時間以内)の飲み忘れ

飲み忘れから12時間以内に気づいた場合は、その時点で忘れた分を服用翌日からはいつもと同じ時間帯で服用を続けるようにしましょう。

・ 1錠(12時間以内)の飲み忘れ時点での避妊

12時間以内の飲み忘れであれば、排卵が起こることはまずありませんのでそのまま他の避妊法なく性行為を行っても問題ないとされています

1錠(12時間以上)の飲み忘れ

いつもの服用時間から12時間以上経過した段階で飲み忘れに気づいた場合は、翌日いつもの時間帯に2錠分(前日の飲み忘れ分+当日の服用分)をまとめて服用しましょう。

・ 1錠(12時間以上)の飲み忘れ時点での避妊

排卵を抑制できる可能性は高いですが、その後7日間はコンドームなどを用いた避妊方法を併用するのがおすすめです。

2錠(2日、48時間以上)以上をピルシートの1~2週目に飲み忘れ

ピルシートの1~2週目に飲み忘れた場合は、いつもの時間帯に2日間で2錠ずつ服用しましょう。その後は通常通り、1日1錠の服用を継続します。

・ 2錠(2日、48時間以上)以上をピルシートの1~2週目に飲み忘れ時点での避妊

卵胞の成熟も進んでおらず、排卵が起こる可能性は少ないですが念のためその後7日間ほどはコンドームなどを用いた避妊方法も併用しましょう。

2錠(2日、48時間以上)以上をピルシートの3週目以降に飲み忘れ

ピルシートの3週目以降に飲み忘れた場合は、排卵が起こる可能性が高くなりますので、服用を中止して消退出血が来るのを待機。その後、新たなピルシートを用いて最初のサイクルに戻って服用を開始します。

・ 2錠(2日、48時間以上)以上をピルシートの3週目以降に飲み忘れ時点での避妊

確実な避妊を実施するためにも一旦服用を中断し、新たなサイクルから低用量ピルの服用を開始しましょう。

いつ飲み忘れたか分からない

最後に飲んだのがいつか分からない、飲み終わったら1錠余っていた、などいつ飲み忘れたか分からない場合は、必ず医師に相談しましょう。

・ いつ飲み忘れたか分からない場合の避妊

飲み忘れた時期によっては妊娠している可能性もゼロではありません消退出血が来るのをしっかり確認しましょう。また、低用量ピルを服用中は消退出血が起こらない、またはごく少量の方もいますので、前回の低用量ピルを飲み始めて5週間目ほどに妊娠検査薬を使用するのもおすすめ。妊娠している可能性が否定されるまでは、コンドームなどを用いた避妊方法も併用すると酔いでしょう。

(※3)

低用量ピルの飲み忘れによる症状とリスク

低用量ピルは正しい服用方法を守らなければ十分な効果を得られないばかりか、特定の症状やリスクが生じる場合があります。低用量ピルを飲み忘れるとどのような身体の変化が起こるのか詳しく見てみましょう。

不正出血が起こる

低用量ピルは、服用開始後3か月くらいまでは様々な副作用が生じやすいとされています。その中でも、不正出血はよく見られる副作用の一つ。性周期に関係なく膣から出血が生じる症状のことです。これらの出血は子宮内膜が剥がれ落ちたものが血液と共に排出されることによって引き起こされます。低用量ピルの服用を忘れると、子宮内膜をキープする作用を持つプロゲステロンが不足。その結果、子宮内膜の一部が剥がれ落ちて不正出血を引き起こすのです。

特に、性周期の15日目以降は低用量ピルを服用していてもある程度は子宮内膜が増殖しているもの。この時期に服用を忘れると不正出血を起こしやすくなりますので注意が必要です。

一方で、不正出血子宮や膣のポリープがんなど他の病気によって引き起こされるケースもあります。ダラダラとした出血が続く場合大量の出血がある場合などは軽く考えずに医師へ相談しましょう。

妊娠の可能性が高くなる

低用量ピルの飲み忘れで最も気を付けたいのは、妊娠の可能性が高くなることです。特に、2日以上の飲み忘れ排卵が起こってしまうことも少なくありません。2日以上の飲み忘れがあるときは、服用を中止して消退出血を待ち、新たな周期として一から服用を開始することが推奨されています。

(※1、2)

低用量ピルの飲み忘れ防止策

低用量ピルの飲み忘れは上述した通り、十分な効果が得られないことにつながります。より確実に望まない妊娠を避けるには、飲み忘れを防ぐことが大切です。とはいうものの、毎日忘れることなく服用を続けるのは思いのほか大変なもの。ここで、おすすめの飲み忘れ防止策をご紹介します。

生活サイクルにあわせて飲む

飲み忘れを防ぐには、朝食や夕食後など毎日規則正しく行う生活習慣の中に紐づけるのがおすすめです。ライフスタイルによって服用を忘れにくい時間帯は異なりますので、ご自身が最も忘れにくい時間帯を選ぶようにしましょう。 飲み始めの頃は慣れていなくても、次第に習慣化されると飲み忘れが減っていきます。

アラームを設定する

服用する時間を決めたら、スマホのアラーム機能などを使用して毎日リマインドするのも良いでしょう。物理的な通を毎日することで、旅行時などいつもとは異なる状況の中でも忘れずに服用できる確率が高くなります。

管理アプリを使う

現在では、低用量ピルの正しい服用を促すスマホやタブレットのアプリも多く開発されています。普段から様々なアプリを使い慣れている方であれば、このようなツールを活用するのもおすすめです。

これらアプリの多くは服用時間になるとスマホやタブレットに通知がなされ、服用後に記録を行うため飲み忘れのリスクを減らすことができます。また、万が一飲み忘れた場合でも、記録を遡ればいつから服用していないか一目瞭然飲み忘れ時の対策もしやすくなります。

低用量ピルの飲み忘れは避妊効果減!確実な飲み忘れ予防策を講じよう

低用量ピルには避妊効果だけでなく、月経困難症PMSニキビ肌荒れなど様々な症状を緩和する効果があります。特に避妊効果は高く、正しく服用していれば望まぬ妊娠を阻止することが可能です。

しかし、低用量ピルは毎日服用する必要があるため、飲み忘れが起こりやすいのも事実。飲み忘れをすると避妊効果はグンと下がります。万が一飲み忘れに気づいた場合は、今回ご紹介した対処法を講じましょう。

また、そのような事態を防ぐためには飲み忘れを防ぐための対策が必要。自身のライフスタイルに合った方法で対策を行っていきましょう。

近年では、個人輸入などを介して海外製の安価な低用量ピルを自己判断で購入することができます。しかし、万が一飲み忘れた場合などは医師の助言や診察が必要になることも少なくありません。低用量ピルを入手する場合は、必ず専門クリニック医師の診察と処方を受けるようにしましょう。

参考URL

※1)日本産婦人科学会「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」
http://www.jsognh.jp/common/files/society/guide_line.pdf
※2)日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」
http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/kinkyuhinin_shishin_H28.pdf
※3)沖縄県薬剤師会「ピルを飲み忘れたときは、どうすればよいですか?」
http://www.okiyaku.or.jp/0_QA/josei/jose09.html

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