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白髪の予防方法5選!黒髪をつくるための栄養素や食材例を紹介

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白髪を予防したい、あるいは減らしたいとお悩みの方は多いでしょう。実は白髪の原因によっては、対処次第で黒髪を復活させられる可能性があるのです。このコラムでは、白髪を予防する方法5選や、黒髪をつくる栄養素や食材例をまとめたので、悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
  • 松沼 寛

    HIROSHI MATSUNUMA

    1998年03月
    名古屋大学医学部 卒業
    1998年04月
    岡崎市民病院 勤務
    2000年04月
    名古屋大学医学部付属病院 勤務
    2008年07月
    市立四日市病院 勤務
    2020年04月
    イースト駅前クリニック岡山院
    院長就任
    2022年05月
    イースト駅前クリニック女性外来院
    院長就任
    資格
    泌尿器科専門医
    所属学会
    日本泌尿器科学会

そもそも白髪を予防することは可能?

白髪を予防したり、改善したりできるかどうかは原因によって異なります。本来、生まれたての髪の毛は白色です。しかし、成長過程で、色素幹細胞が分化してできるメラノサイトが生み出すメラニン色素の影響を受け、黒色に染められることで黒髪になるのです。

白髪の原因として、色素幹細胞が休止している、あるいはメラニンの材料になるチロシンが不足しているだけであれば、予防したり減らしたりできる可能性が十分にあります。しかし、加齢やストレスなどさまざまな原因で色素幹細胞の働きが低下した場合には予防などができる可能性が低くなります。

白髪を予防する方法5選

白髪を予防するためには、黒い色素をつくる色素幹細胞の働きを低下させないことが重要です。おすすめの白髪予防方法を5つ紹介します。

規則正しい生活を送る

早寝早起き十分な睡眠時間は、健康的な頭皮環境を維持し発毛・育毛を促進する成長ホルモンの分泌に欠かせません。頭皮環境が悪化すると、色素幹細胞の働きも低下するため規則正しい生活を心がけましょう。

ストレスを軽減する

ストレスは頭皮の血流悪化自律神経の乱れを引き起こします。血流が低下すると十分な栄養が送られないため、健康的な髪が育たず白髪ができやすくなるのです。さらに、自律神経の働きが低下すると代謝が衰え、ヘアサイクルの乱れにつながります。ストレスは適宜発散して、溜め込まないよう気を付けましょう。

体の冷えを解消する

健康的な髪を育てるためには、血液の循環を良くして頭皮や毛穴に栄養を届ける必要があります。体の冷えは全身の血行不良につながり、頭皮にも十分な血流が送られなくなってしまうため、服装に気を付ける湯船に浸かるなど、日常生活で工夫しましょう。

糖質・脂質・刺激物の多い食事を控える

糖質・脂質・刺激物の多い食事は、頭皮の皮脂の過剰分泌を招き、頭皮環境が悪化する原因となります。特に、外食レトルト食品コンビニ食が多い方は要注意です。白髪予防のためには良質なタンパク質ビタミンミネラルなどを摂取するように心がけましょう。

髪の毛のもととなる栄養素を摂る

健康的でツヤ・ハリ・コシのある黒髪を育てるためには、頭皮環境を良好に保つ食材や、メラニン色素の生成を促す栄養素などの摂取が欠かせません。どのような食材や栄養素に白髪予防効果が期待できるのかは、次の章で解説しています。ぜひ、参考にしてください。

白髪予防に効果的な栄養素と食材例

栄養素 食材例
タンパク質 肉・魚・卵・大豆などの豆類
ビタミンB12 豚肉・魚介類(あさり・はまぐり・さんま・いわし)
チロシン 乳製品・豆類・ナッツ類・アボカドやバナナなどの果物
ビタミンC 果物・キャベツやブロッコリーなどの野菜類
ビタミンE アボカド・ほうれん草などの葉物野菜・ナッツ類・ごま・玄米
ヨード 海藻類
亜鉛 牡蠣・豚肉・レバー
カルシウム 牛乳・ナッツ類・魚

白髪予防のためには、健康的な髪や頭皮をつくる食材や、メラニン色素の生成を促す栄養素を含んだ食品を摂ることをおすすめします。ただし、上記に紹介したものだけでなく、あらゆる栄養素をまんべんなく摂取し、バランスの良い食生活を心がけることが大切です。栄養素が不足しがちな方や偏りがちな方は、サプリメントで補充するのもよいでしょう。

タンパク質

健康的な髪のもとになります。血管や頭皮をつくるもとにもなるため、頭皮環境を整えるために欠かせない栄養素です。

ビタミンB12

色素幹細胞の働きを活性化し、メラニン色素を増やす効果が期待できます。

チロシン

髪の毛のもととなるアミノ酸です。髪をつくった際に残ったチロシンでメラニン色素をつくる働きがあります。

ビタミンC

亜鉛の吸収率を上げ、ケラチンやメラニンの生成を促す効果が期待できます。

ビタミンE

頭皮の血行を促進し、髪の毛をつくる毛母細胞に栄養を行きわたらせる効果が期待できます。

ヨード

髪の色素をつくるメラノサイトを活性化させる効果が期待できます。

亜鉛

ハリ・コシのある健康的な髪をつくるために欠かせないケラチンの生成を促す働きがあります。

カルシウム

メラノサイトを活性化する働きと、イライラを抑え自律神経を整える効果が期待できます。

白髪予防は健康的な頭皮環境づくりから

白髪を予防できるかどうかは原因によって異なります。チロシンが不足し髪を黒くするメラニン色素がつくれない場合や、黒い色素をつくる細胞が休止している場合には、栄養不足を補うことで黒髪が生えてくる可能性があります。しかし、加齢やストレスなどが原因で、色素幹細胞の働きが衰えてしまった場合には白髪を改善することが難しいでしょう。

また、白髪の原因は薄毛や抜け毛を引き起こす可能性もあるため、同時に悩んでいる方も少なくありません。もし、薄毛や抜け毛にお悩みでしたら、イースト駅前クリニック女性外来にぜひ一度ご相談ください。お一人おひとりの原因や症状に応じた適切な治療方法をご提案いたします。

当院では忙しい方や遠方の方にオンラインでの診療をおすすめしています。ぜひご活用ください。

  • 松沼 寛

    HIROSHI MATSUNUMA

    1998年03月
    名古屋大学医学部 卒業
    1998年04月
    岡崎市民病院 勤務
    2000年04月
    名古屋大学医学部付属病院 勤務
    2008年07月
    市立四日市病院 勤務
    2020年04月
    イースト駅前クリニック岡山院
    院長就任
    2022年05月
    イースト駅前クリニック女性外来院
    院長就任
    資格
    泌尿器科専門医
    所属学会
    日本泌尿器科学会

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