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フケやかゆみの原因って？シャンプーの選び方など対策も紹介

フケやかゆみの原因って？シャンプーの選び方など対策も紹介

公開日：2022/9/2 ／最終更新日：2022/9/5

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フケやかゆみに悩む女性は少なくありません。頭皮の古い角質が剥がれ落ちてできるフケにはタイプがあり、それぞれ原因も対策も異なります。このコラムでは、フケやかゆみの原因ごとに合ったシャンプーの選び方や対策を解説します。フケを改善してかゆみや不快感から解放されましょう。

松沼寛

HIROSHI MATSUNUMA

1998年03月

名古屋大学医学部卒業

1998年04月

岡崎市民病院勤務

2000年04月

名古屋大学医学部付属病院勤務

2008年07月

市立四日市病院勤務

2020年04月

イースト駅前クリニック岡山院
院長就任

2022年05月

イースト駅前クリニック女性外来院
院長就任

資格

泌尿器科専門医

所属学会

日本泌尿器科学会

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そもそもフケとは

フケは1か月程度のヘアサイクルのなかで、正常な頭皮が生まれ変わる際に剥がれ落ちた皮膚で、誰にでもできます。肌の垢と同じで、正常なフケは小さく目に見えないほどの大きさでシャンプーの際に洗い流されてしまうため、通常目立つことはありません。

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フケやかゆみはなぜ起こる？

フケは頭皮環境の悪化が原因で起こります。肩や服につくようなパラパラしたフケは頭皮の乾燥によるバリア機能の乱れが原因で、頭皮に張り付くほどベタベタしたものは皮脂バランスの乱れやマラセチアという頭皮常在菌の異常繁殖が原因です。また、頭皮環境が悪化していると、頭皮に炎症が起こりかゆみを伴うケースが少なくありません。

フケはその特徴と原因から乾性フケと脂性フケの2つのタイプにわけられます。その特徴やなりやすい人などを解説します。

パラパラした乾性フケ

乾燥肌の人に起こりやすく、空気の乾燥する秋から冬にかけて増える傾向にあります。白い粉のように細かく乾燥しており、ベタつきがなくパラパラとしている点が特徴です。衣服に張り付きやすいのですが、乾燥しているためはたくと落ちます。

ベタベタした脂性フケ

皮脂分泌が多いオイリー肌の人に起こりやすく、湿度が高くじめじめする梅雨から夏にかけて増える傾向にあります。サイズが大きく、ジュクジュク、ベタベタとして毛穴をふさいでしまうのが特徴です。白～黄色味がかった色で頭皮や髪の毛に張り付いているため、衣服に落ちることは少ないでしょう。

パラパラした乾性フケの原因と対策

乾燥フケができやすくなる原因は、必要な皮脂分を落としてしまうほどの過剰なシャンプーや、乾燥肌の体質、湿度が下がりドライスキンになりやすくなる秋冬の季節が挙げられます。乾燥により頭皮環境が悪化するとターンオーバーのサイクルが短くなり、結果として、未熟な頭皮がはがれやすくなりフケの原因となるのです。

シャンプーの選び方や対策
●洗浄力の弱いアミノ酸系や弱酸性系の製品を選びましょう
●ゴシゴシこするのではなく、泡で頭皮全体を優しくマッサージするように洗います
●刺激や違和感を覚える製品は使用しないでください
●シャンプーは1日１回まで、2回洗いたいときは1回を湯シャンにするなど頭皮の皮脂を失わないようにしましょう
●頭皮を乾燥から守るためにドライヤーを当てすぎないようにしましょう

湯シャンについて詳しくみる

ベタベタした脂性フケの原因と対策

脂性フケができやすくなる原因は、シャンプーやヘアケア製剤の洗い残しやすすぎ残し、オイリー肌の体質、皮脂分泌が活発化する梅雨から夏にかけての季節、男性ホルモンの過剰分泌^※、食生活の乱れです。過剰に皮脂分泌が起こると頭皮はベタベタし、皮脂を餌にするマラセチア菌の異常増殖も起こり、本来はシャンプーなどで簡単に剥がれ落ちる頭皮の皮膚が落ちにくくなります。結果として、古い皮膚が固まってしまい脂性フケとなるのです。

※皮脂分泌は男性ホルモンに影響されます。男性は10～60歳頃、女性は30歳代が男性ホルモンの分泌量が多くなるため、脂性フケができやすくなるのです。また、マラセチア菌は皮脂分解の働きも持っており、分解された皮脂が炎症を起こしてかゆみの原因にもなります。

シャンプーの選び方や対策
●洗浄力の高い製品を選びましょう
●男性用シャンプーなどの皮脂対策効果の高い製品がおすすめです
●シャンプーやヘアケア製剤をしっかり洗い流し、すすぎ残しがないようにしましょう
●食生活や生活習慣を見直し、皮脂分泌を抑えましょう
●よくならない場合は皮膚炎の可能性があるため、皮膚科や専門クリニックを受診し適切な治療を受けてください

フケ・かゆみはタイプ別の対策が鍵

フケは原因と症状に合わせた適切な対処で改善が見込めます。フケができるとかゆみも伴いやすいため、早期の対応がかかせません。また、フケを放置していると頭皮環境が悪化し、ヘアサイクルが乱れて健康的な髪が育ちにくくなり、抜け毛や薄毛の原因になることもあります。

フケやかゆみの原因がわからない方や、症状が酷くて困っている方、セルフケアに限界を感じている方は、薄毛・抜け毛専門クリニックのイースト駅前クリニック女性外来にお気軽にご相談ください。

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当院では忙しい方やお近くに専門クリニックがない方に、オンライン診療をおこなっています。フケ・かゆみでお悩みの方は、ぜひご活用ください。

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松沼寛

HIROSHI MATSUNUMA

1998年03月

名古屋大学医学部卒業

1998年04月

岡崎市民病院勤務

2000年04月

名古屋大学医学部付属病院勤務

2008年07月

市立四日市病院勤務

2020年04月

イースト駅前クリニック岡山院
院長就任

2022年05月

イースト駅前クリニック女性外来院
院長就任

資格

泌尿器科専門医

所属学会

日本泌尿器科学会

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